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続四・だれにも読めるやさしい源氏物語

中山幸子 著

「蛍」「常夏」「篝火」「野分」「行幸」「藤袴」「真木柱」「梅枝」「藤裏葉」の巻。
現代語訳とわかりやすい解説。

A5判上製・560ページ

ISBN978-4-8421-0771-4
定価:6,600円(10%税込)
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目次

一 蛍の光にて玉鬘を見る
二 玉鬘への手紙と競射見物
三 絵物語と物語論
四 夕霧、柏木、内大臣の悩み
常 夏
一 内大臣の君達来訪と近江の君の噂
二 源氏、玉鬘に和琴を教える
三 内大臣の苦悩と源氏の皇后教育論
四 近江の君の双六競技と内大臣への早口の応答
五 近江の君、弘徽殿女御へ消息
篝 火
一 近江の君の噂と内大臣
二 源氏、玉鬘と琴を枕に臥し恋歌の贈答
三 源氏、、夕霧・柏木等と合奏
野 分
一 夕霧、紫上を垣間見
二 夕霧、祖母の見舞いと紫上への思慕
三 夕霧の花散里訪問と源氏の内大臣評
四 夕霧、秋好中宮を見舞い源氏に報告
五 夕霧、源氏の玉鬘愛撫を盗視
六 花散里の裁縫と染色
七 夕霧、明石の姫君の乳母に消息を託す
八 夕霧、明石の姫君垣間見と大宮慰問
行 幸
一 玉鬘、帝の麗姿に感動
二 源氏、玉鬘に宮仕え勧誘
三 源氏、大宮のお見舞いと懇談
四 源氏、内大臣に玉鬘をほのめかす
五 玉鬘の裳着と方々の祝儀
六 蛍兵部卿の宮の玉鬘懇望と近江の君の非常識
藤 袴
一 玉鬘の尚侍出仕と大宮の服喪
二 夕霧、玉鬘を訪問し求愛
三 夕霧、源氏の復命
四 柏木、玉鬘の冷淡さを恨む
五 鬚黒の素性と玉鬘への懸想
真木柱
一 玉鬘、鬚黒との結婚に後悔の涙
二 鬚黒、玉鬘を迎える準備と北の方への説諭
三 北の方、鬚黒に火取り香炉を投げる
四 式部卿の宮、北の方を引き取る
五 鬚黒、宮邸より男君たちを連れ戻す
六 玉鬘出仕、帝に拝謁
七 源氏、玉鬘に贈答、冷泉帝、玉鬘にお手紙
八 玉鬘は母となり、近江の君は夕霧に懸想
梅 枝
一 明石の姫君の入内準備と薫物調合
二 薫物競べと香道談
三 薫物競べの後宴と裳着の式
四 春宮元服と麗景殿入内、明石の姫君への冊子執筆
五 蛍兵部卿の宮の冊子持参と書評、万葉集と古今集の贈呈
六 源氏、夕霧に教訓、内大臣と夕霧と雲井雁の心境
藤裏葉
一 夕霧と雲井雁の心情と内大臣の意向
二 藤花の宴に夕霧と雲井雁結婚、源氏夕霧に訓戒
三 明石の姫君入内、紫上賀茂祭見物、源氏の訓戒
四 源氏四十賀の準備と準太上天皇
五 六条院に行幸と御幸