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好評シリーズ

『柳田泉の文学遺産』第二巻
「作家と作品」「随筆」

柳田泉 著

明治文学を読むための恰好のガイドブック

本巻には、幸田露伴を中心とする明治文学の作品論および書物随筆等を収録。
解説には池内紀氏を迎えた。

四六判上製・412ページ
装丁:クラフト・エヴィング商會

ISBN978-4-8421-0728-8 C3391
本体:4,800円 + 税
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『柳田泉の文学遺産』第二巻
目次

作家と作品
龍渓の小説『経国美談』、そのほか
佳人之奇遇
坪内逍遙・二葉亭四迷入門
近代日本名著解題
坪内逍遙―「小説神髄」を中心として
二葉亭四迷―「浮雲」をめぐつて
尾崎紅葉―『三人妻』について
近代日本文豪伝 幸田露伴
幸田露伴入門
露伴文学の輪廓
近代文学における露伴の位置
露伴文学の文学史的意義
露伴文学の世界
露伴文学の世界
「探検実話・竜睡丸漂流記」という本
露伴文学と俳諧
幸田露伴の仏教思想
尾崎紅葉
緑雨と桜痴―開化期の諷刺文学
『欺かざるの記』をよむ人々に7
木下尚江
涙香以前から涙香へ
村井弦斎『日の出島』について(遺稿)
 
随筆
北風に臥して
書物を釣る
泥田を出たい
書物を焼いた話
三鷹野居
野居偶筆
この頃のたのしみ
蘆花文学の思い出
学鐙と私
氷・さしみ・菓子
酒のまずの話
われにも三楽あり
津軽方言
二人いた徳川家康―『史疑』という本の考証から
アト・ランドム
 
随筆小品
夏の読書/読書のこと/大きな本/博覧強記ということ/津軽女性/読書旅心/日本とシェークスピア/花/カエルの声/津軽の昔話/ツンドクもまたよし/人生・宗教・信仰/昔の人間像/落第にめげず/おもしろい本/鬼火
人名索引
解題 川村伸秀
解説 池内 紀