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「読むことの倫理」をめぐって

文学・教育・思想の新たな地平

田中実ほか 著

装丁 安達史人
2003年2月刊。
A5並製カバー276p

ISBN978-4-8421-0031-9 C3095
本体 2,800円
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目次
まえがきに代えて 「極点」を通過して 田中実
Ⅰ 思想・哲学
〈終わった時代〉の古典研究と倫理 前田雅之
読むことの原点=倫理へ 黒古一夫
テクスト分析から「読む」ことへ 服部康喜
ポストモダニズム以後の〈読むことの倫理〉 サルトルを再読する 綾目広治
文学と倫理
『倫理21』
『不可能な交換』
『この時代に想う テロへの眼差し』
『全体主義 観念の(誤)使用について』
『〈呼びかけ〉の経験 サルトルのモラル論』
『NAM 原理』
『溺れるものと救われるもの』をめぐる随想的断章
原 仁司

Ⅱ 国語教育
川上弘美「神様」の教材性 教室における読むことの倫理 佐野正俊
〈文学教育〉再入門の方へ 〈読むことの倫理〉に向き合うために 馬場重行
武田常夫の発問する身体 「教室で読む」ことの〈倫理〉 幸田国広

Ⅲ 文学研究・批評
〈読むことの倫理〉とは
『思ひ出す事など』を軸として
佐藤泰正
学術論文の宗教性 小林広一
悪知恵の文学研究
「読むことの倫理」をめぐる架空の対話
新保祐司
読むことの戦争
『模倣犯』における「善と悪の切り分け」をめぐって
高橋敏夫
遭遇としての言葉 富岡幸一郎

後記(楽屋話) 田中実
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